じゃんくな日々

気ままに書きなぐってます。ゲームについてが多いかな。

頭文字D

もう観てから一ヶ月も経っているんすな。
イニシャルDを観たっす。
おいら吹き替え版を好んで観るっすけど今回は吹き替えで正解だったっすね。
役者が外国人とはいえ日本のマンガ原作を日本で撮影して、ハチロクにも日本語で『藤原とうふ店』と書いてあるのに中国語でしゃべって日本語字幕だったら違和感を感じてたと思うっすよ。
本編は文太*1がのんべぇだったり、いつき*2がガソリンスタンドの跡取りで高校中退した上にスピードスターズ*3のリーダーやってたりと細かい(?)原作との違いを上げたらきりがないっすね。
ま、それは置いといて。おいらが本編ですごく印象に残ったのが2つあるっす。
1つはラストバトルでコースアウトしたランエボハチロクとFCが通った後に上から降ってきたことっすな。
確かに、峠は九十九折の箇所もあるっすから上でガードレールから飛び出せば、下に落ちるのが道理っすけど、あそこだけ派手すぎてイニシャルDっぽくなかったっすな。
しかも、ドライバーの京一はクラッシュした車から出てきて普通に歩いていたっすな。
アレだけの大事故なのにほぼ無傷Σ(゜口゜;


もう一つは恋愛バットエンド。
これはもう、イニシャルDを良く捉えてる*4としか言いようが無いっすな。
観ている時「あれ、このタイミングでこのエピソードやっててちゃんとハッピーエンド迎えれるのかな?」なんて心配は杞憂でしたっす。
通常の恋愛を絡めた作品の場合
1:二人の出会い。
2:接近するも問題が発生して離れていく二人。
3:しかし、問題を乗り越えて結ばれる二人。
といった感じの流れでハッピーエンドになるっすよね。
それをこの映画は、2の問題が発生して二人が疎遠になったところで終了するんすから心配するだけ無駄でしたっす。しかも、主人公が振られるんじゃなくて振る方っすからね(苦笑)。
確かに、普通の作品の場合これはあんまりよろしくないっすな。ホラー以外にバットエンドを期待して観に来る人なんてそうそういないっす。気分良く観て帰りたいっすからね。
原作を知らず俳優*5のファンで観に来た人もあまり気分は良くないかもしれないっす。
しかし、おいらみたいな(歪んだ)イニシャルD観を持った目で見ると、非常にイニシャルDらしいと言わざるを得ないっす。
まさか恋愛バットエンドを再現するとは思いもよらなかったっすからね。これをやられたら何もいえないっす。


というわけで、原作を非常に良く再現した作品だとおいらは思ったっす!


*1:主人公の父親。

*2:親友。

*3:秋名山の走り屋チーム。

*4:間違ったイニシャルD観。

*5:最近中国のイケメン俳優をは華流(ファー流)って言うらしいっすね。