じゃんくな日々

気ままに書きなぐってます。ゲームについてが多いかな。

実写版テニヌの王子様

極力ネタバレは控えて書くっす。
ネタバレ有りが見たい方はmixiのレビューをどうぞっす。
mixi見れない人はごめんなさいっす。
要望があれば招待いたします。


さて、映画の感想っす。
簡潔に言うと『いろんな超絶テニスが展開されるバカ映画』である。
バカ映画を笑って楽しむために観るんだったら、お薦めっす。
ドラマ性というものは期待したら駄目っす。


キャスティングも大体悪くは無い……と思うっす。
さすがに顧問の竜崎先生が若くなっているのはどうかと思ったっすけど、原作を知らない人にとっては違和感は無いと思うっす。
残念な事は、原作を再現しようとストーリーを詰め込みすぎてしまい、キャラの描写があんまりできていなかったことっす。
さっきから『と思うっす』が出てくるのはそういうわけっす。
あんまりキャラが描写されて無いのでそのキャスティングの良し悪しが判断しづらいんす。
もうちょっと具体的に言うと、原作ストーリーをたくさん詰め込んだため、登場するキャラが不必要に多くなってしまい、一人当たりの超絶テニス描写が僅かとなり、登場キャラがどんなテニスを行うのかが分からなくなってしまったんすよ。
その結果、応援団やギャラリーが「出たー! ○○先輩の△△だー!!」と言っても原作を知らない観客はそれに対して感情移入が出来無いんすよね。
せめて主人公の所属する学校のレギュラーくらいはもうちょっと時間を取って描写して欲しかったっすなぁ。
そんな中、岸谷五朗さんはさすがだったっすなぁ。


後は映画のオリジナルキャラについてかな?
うん、特に言うことは無いっすね(爽笑)
原作キャラをオミットして配役されたみたいっすけど、原作キャラでもどっちでも話は変わらないっすね。
原作キャラという縛りが無い分、役者さんが自由にキャラ作りできた部分が多かったんじゃないっすかね。


こんな所っすかね。
バカ映画を楽しむならお薦め、ドラマを求めるなら止めておけ。
ですね。


ところでヒロインの最後の「ありがとう、私の王子様」は何がありがとうなのかさっぱり分からなかったっす。主人公はヒロインに対して感謝されるようなことやってないのにね。