じゃんくな日々

気ままに書きなぐってます。ゲームについてが多いかな。

ダイスを振らせる覚悟

最近遊んだTRPGについてっす。
まどか「不思議なタイトルですね」
小城「普通は振る覚悟よね」
まあ聞いてくださいっす。


ダブルクロス3rdで遊んだ時のことなんすけど、ダイスを振っても結果が変わらない接待プレイを堂々とGMされたっす……。
小城「説明要求!」
(この娘ネタが濃くなってきたっすなぁ)
情報収集である判定でおいらが目標値に達成値が1足りず失敗したんすよ。
まどか「よくある事ですね」
ところがその直後GMが「あと1何かで増えない?」と言い出したんすね。
まどか「え?」
その判定は目標値もそこそこ高かったし、情報収集は苦手なキャラだったので味方の支援も貰えるだけもらってたんすよ。
それでも失敗してしまったんすけど、まあそれは言ってしまえば仕方が無いことっす。
おいらも失敗する覚悟は決めて振ったしね。
小城「そういえばダイスロール後にタイタスを昇華すれば達成値増やせたわよね?」
おいら含めみんなコロッと忘れてたっす。
戦闘以外でタイタス使うことって今までなかったっすからねぇ。
でまあ、失敗したので他のPLに謝ろうとしたらGMが先程の発言と共にアイテムあたりで達成値を増やせないか小細工を始めたんすよ。
そして他のPLもそれに便乗して小細工を始めたっす。
おいらが「いや、もう失敗したんだから次行こうよ」と言っても「このままだと時間がないし話が進まないから」と却下されたっす。
小城「何故判定させた!」
まどか「そうですよね。進まないほど重要な情報なら判定させずに渡すべきだと思います」
しかもそこそこ目標値高かったっす。
小城「で、どうなったの?」
あまりの展開に呆然としてて気がついたら成功したことになったっす。
小城「……」
まどか「……」
しかも、実際にはそこまで重要な情報じゃなかったっす。
まどか「えー?……」
小城「……それ、楽しいの?」
これほどダイスを振ることが虚しかったこともないっすね。
こんなあからさまな接待プレイを堂々とされて楽しめるわけがないっす。
小城「どうしてこうなった」
今回は公式シナリオだったんすけど、GMがシナリオに書いてある情報はすべて出したがる性格なんだと思われるっす。
小城「ムービーが流れて、途中で押すボタンによって会話の内容が少し変化するけど、最後のクライマックスまでずっとムービーで進むゲームなのね」
まどか「ヒドイ喩えだと思いますが、反論できません」


どうも世の中にクライマックスには絶対にたどり着かせないといけないと思ってるTRPGプレイヤーが増えたような気がするっす。
TRPGは思い通りに行かないのもまた面白いというのに。
「ダイスを振らせる覚悟がないならGMをやるべきではない」
この言葉で今日は締めたいと思うっす。
まどか「みなさん、良いゲームを(ペコリ)」


 


ちなみにハンターズムーンという新作はガッツリ序盤でも死ぬるゲームで大変面白かったっす。
小城「いや、死ぬのを待ち望むのもどうかと思うわよ」


ホラーアクションRPG ハンターズ・ムーン(Role&Roll Books) (Role & Roll Books)

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