クリストファのロンドン吸血日記

やあ、僕はクリストファ。
封印を破って復活した一族の面汚しデュランをやっつけるためにロンドンまでやってきた吸血鬼さ。
吸血鬼の倒し方かい？
それはね、臨界体力という能力を使うんだ。
これは吸血で下僕のノスフェラトゥを増やすことによって溜まっていくんだ。
そして、相手を倒せるだけの臨界体力が溜まったらそれを相手にぶつける！
これでデュランもいちころさ。
そのためにはロンドンの人たちには申し訳ないけどノスフェラトゥになってもらうしかない。
あ、吸血は夜しか出来ないけど、昼間もやることはいっぱいある。
僕に気を許していればいるほどノスフェラトゥ化は早まるからね、昼は街の人たちと親交を暖めなきゃいけないんだ。
まさに、寝る暇を惜しんでるってわけさ。
ただし、デュランも臨界体力を得るために下僕のダンピールを増やしているから気をつけないと。
ダンピールになってしまったらノスフェラトゥには出来ないんだ。
それと気をつけないといけないのがバンパイアハンターの人達、ヘルシング教授ぐらいは名前を聞いたことがあるんじゃないかな。
彼等は僕達吸血鬼の弱点を知り尽くしているから出会ったら逃げなきゃいけないし、ノスフェラトゥやダンピールを浄化して人間に戻してしまうんだよ。
デュランをやっつけたらノスフェラトゥの皆は人間に戻してあげるんだから浄化されちゃうのは邪魔でしかないんだよね。

さ、今日も吸血に精を出すぞー。
最近のロンドンには切り裂きジャックとかいうやつがいるらしい。
出来ればそういう強い人をノスフェラトゥにしたいね。

ヴァンピール 吸血鬼伝説