じゃんくな日々

気ままに書きなぐってます。ゲームについてが多いかな。

ジルオール∞日記 2

僕はエルン。ロストール王国の王都ロストールに住んでいます。
今僕の目の前にはモンスターがいます。王都のど真ん中だというのに、何故かいます。
「ちくしょう、タルテュバのやろう!」
あ、あなたはオッシ先生! 先生、何事なんですか?
「タルテュバって貴族が憂さ晴らしにモンスターを放ったんだよ。って危ねぇ!」
え? しまった、余所見をしてたから……。
ああ、これが死ぬって事なんですね。お迎えの女神様が見えるよ。おやすみなさい。


おはようございます。
カミサマボクノシンゾウマダウゴイテル。
あれ、生きてる?
「あ、起きた? まったく、モンスターにやられて寝込むなんてもっと体を鍛えなきゃ駄目よ」
おお、あなたは女神様。
「何を言ってるの。モンスターに頭でもやられたの?」
じゃなかった。幼なじみのアイリーン。
両親がいない僕は彼女の家にお世話になっているのです。


さっきのオッシ先生は隣のオッシ道場に住んでいる僕とアイリーンの剣の師匠。
オッシ先生にも迷惑をかけたし挨拶に行きました。
ちなみにアイリーンはお母さんから、危険な事をするなと説教が始まったために逃げちゃいました。
オッシ先生は僕の無事を喜んだ後、ちょっとしたお使いを頼んできました。
鍛冶屋の親父と酒代を折半で出す約束をしたので、親父からお金を貰って酒場に払ってくれとのこと。
オッシ先生は大の酒好きなんですよ。


大通りに出たところで酒場の看板娘のフェルムさんと出会いました。
フェルムさんは重そうな荷物を持っていたのでついでに手伝ってあげる事にすると嬉しそうでした。
「2人一緒でデート?」
わ、アイリーン!
そ、そんなわけ無いじゃないですか。オッシ先生にお使いを頼まれたんですよ。からかわないで下さい。
ねえ、フェルムさん。フェルムさん?
どうしました?
急に機嫌が悪くなったみたいなんですけど……。


鍛冶屋での用事も済ませ酒場に戻ると変な奴がいました。
変な奴はガルドランと名乗り、フェルムさんを見るなり
「美しい。この未来の勇者ガルドランの妻となるに相応しい美しさだ!」
とか言い寄ってきました。フェルムさんがいくら断っても聞く耳を持たないようなので、僕が間に入りました。
そしたら、未来の勇者ガルドランを阻む魔王の手先にされてしまい襲い掛かってきました。
仕方が無いので撃退。自称未来の勇者様はとても弱かったです。


オッシ先生が呼んでるとの事で酒場を後にして道場に向かいます。
え、この街にあった秘宝『禁断の聖杯』が盗まれたんですか?!
分かりました、今すぐに奪還に向かいます。吉報を待っててください!