じゃんくな日々

気ままに書きなぐってます。ゲームについてが多いかな。

X−MEN LAST STAND

日本だとX−MEN ファイナルディシジョンってタイトルっすね。
おいらが観た映画館だと英題だったのでそちらで。
ブライアン・シンガー監督は元々スーパーマンリターンズを撮る予定だったって噂があるっすけどどうなんすかね。
個人別順不同でなるべくネタバレが無いよう努力して感想をつけるっす。

プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア

X−MEN創始者にして最強ミュータントの1人。
うーん、この人について何を言ってもネタバレになるなぁ(苦笑)
中盤のある出来事は衝撃的でした。
がんばりました。

マグニートー/エリック・マグナス・レーンシャー

X−MENの最大の敵。ミュータント組織ブラザーフッドの長。金属を操れる。
原作のマグニートーは金属ではなく磁力を操れるんすよね、同じようで違う能力なんすよ。
この違いはある意味映画シリーズの最大の不満かな。
これじゃ磁界の王*1ではなく金属の王っすよ。
「お前の金属の匂いはすぐに分かったぞ」ってなんやねん。
映画1作目では似合って無いと思っていたヘルメットも、今作だとそんなに悪くは無かったっすね。
慣れたのかな?
能力を使うシーンも圧倒的でかっこよかったっす。
そういえば今作って『キュア』*2に対抗するために動いただけだったかも。
もう少しがんばりましょう。

ウルヴァリン/ローガン

映画シリーズ通しての主人公。超回復能力とアダマンチウムという金属の爪で戦う。
主人公として大活躍でした。
しかも、本来のチームリーダーのサイクロップスを差し置いて素晴らしいリーダーシップを発揮。
もうサイク*3はいらないね。
最後の決戦も締めてくれて言う事無し。
たいへんよく出来ました。

フェニックス/ジーン・グレイ

サイクロップスの恋人でプロフェッサーに匹敵するサイキック能力を保有
前作の最後で死んだと思われていた。
フェニックスはコードネームではなく、ジーンの中にいる存在。
原作のフェニックスサーガ*4というシリーズを知っているだけに今作で、というか前作のラストからどうなるか一番楽しみだった人。
今作でのフェニックスの解釈はちょっぴりガッカリ。
でも、そのパワーはいかんなく発揮していたっす。
ただ、もっと派手に激しく活躍しても良かったんじゃないかな〜。もっと出番を!


追記:そういえば中盤のプロフェッサーの衝撃シーンでのジーンはかなり役者さん的にマズイ顔してたっすけど、大丈夫なのかなぁ。
人外な顔だったっすよ。
役者さんがおばさんになってたのでキスシーンのアップがきつかったのはここだけの話。
ふつうです。

サイクロップス/スコット・サマーズ

X−MENのリーダー。目からビームを放てるが自分で制御できないのでいつもビームを遮断するバイザーやサングラスをかけている。


サイク、ヘタレを極める!


原作でも映画でもそのリーダーシップを疑問視されていたサイクロップス
ある意味今作でヘタレを極めたっすね。
リーダー役もウルヴァリンに奪われるし、いいとこが1つもありませんでした。
さすが元祖へタレメガネ!
凄いぞヘタレグラサン!!
開始30分後に君はヘタレの地平を見る!
ある意味たいへんよく出来ました。

ストーム/オロロ・マンロー

X−MENサブリーダー。風と雷を操る魔女。
特に何も無いなぁ。
ストームがストームとして自分の役目をきちんとこなしていたっすね。
本来ならキャラをよく掴んでて凄いこと思うんすけど「あ、ストームだ」とすんなり受け入れて印象も残らなかったという特異な事態に(苦笑)
原作ではビーストと恋人だったこともあったっすけど、映画はその辺の設定はどうなったんだろう。


追記:そういえば、ポスターなんかで意味ありげに真ん中にいたり、ウルヴァリンとシンメトリーにいたりしてたっすけど何の意味も伏線でもなかったっすな。
役者さんのわがままでポスターなんかの配置位置が変えられたとかいう噂もきいたっす。
よく出来ました。

ビースト/ヘンリー・マッコイ

X−MENメンバーで現ミュータント省長官。愛称はハンク。青い肌と獣のような姿と運動能力を持つが頭脳明晰。*5
へ〜、原作よりも偉い地位にいるんすね。
地味ながらもその頭脳と能力をフル活用していたっすね。
あ、今作初登場っす。なんか、1作目からいた気がするんすけどねぇ。
原作の初期メンバーだからそう感じるのかな?
よく出来ました。

アイスマン/ボビー・ドレイク

X−MENメンバー。氷を操れる。
前作大活躍だっただけにさすがに今作は出番は減ってたっす。
それでもしっかりと自分の見せ場を作ってたっすね。
でも、ちょっとサイクばりのヘタレっぷりもチラッと見えたかもw
ガンバレ。
ふつうです。

シャドウ・キャット/キティ・プライド

X−MENメンバー。いろんなものをすり抜けることが出来る。
全作出ていたっすけど、今作でメインに昇格。
ジャガーノートとの戦いは面白かったっすね。
でも、自分の知らないところで失恋しちゃってる人。
イキロ。
追記:結構かわいかった。
よく出来ました。

ローグ/マリー・ダンキャント

X−MENメンバー。素肌で触った相手のエネルギーを吸収する。
ああ、そういえば映画だと本名があるんすよね。
1作目のヒロインなのに存在が薄かったっすねぇ。
最後の決断はローグならその決断もありだよなぁって納得っす。
これで幸せにならなかったら許さないっすよ。
よく出来ました。

コロッサス/ピョートル・ラスプーチン

X−MENメンバー。怪力と自分の表面を鋼鉄にしてしまいあらゆる攻撃を防ぐ能力を持つ。
映画の案内には本名が無かったので原作の本名を記載。愛称はピーター。
今作初登場のX−MENで一番存在感が無かった人。
好きなキャラなんすけど、これだったらナイトクロウラー*6を残しても良かったんじゃないっすかねぇ。
もっとがんばりましょう。

エンジェル/ウォーレン・ワージントン3世

ワージントン財団の跡取り息子。背中にある白い翼で空を飛べる。
プロフェッサーのミュータント学校に着たけどX−MENとして活躍して無いじゃん!
エンジェルも好きなので活躍期待してたのになぁ。あれだけかぁ……(´・ω・`)
がんばりましょう。

ミスティーク/レイヴェン・ダークホルム

ブラザーフッド古参メンバー。いろんなモノへの変身が可能。
1作目から活躍している悪役っすけど、今作もその能力で活躍……してた?
いや、活躍はしてたっすなウン。ただ、その能力はあんまり活用されて無かったかも……。
女って怖いね。
よく出来ました。

パイロ/ジョン・アルダーダイス

X−MENで現ブラザーフッド。炎を操れるが発火能力は持っていない。
その能力を認められたのか新参なのにマグニートーの右腕なみの扱いだったっすね。
前作から続くアイスマンとの因縁の対決が今作も見所。
普通です。

ジャガーノート/ケイン・マルコ

プロフェッサーの従兄弟でブラザーフッドに参加。動き出したら誰にも止められない剛力を発揮する。
原作と微妙に設定が変わってるっすね。*7
そして、プロフェッサーの従兄弟という設定は今作では何も触れられていなかったっす。
予告で観た時は貧相だな〜。こんなのジャガーノートじゃない。
いっそCGで再現すべきっす。
と思っていたっすけど、実際に観てみるとそこまで悪くなかったっす。
もうちょっと体のボリュームが欲しいのは確かなんすけど、その剛力はいかんなく活用されて見せ場もあったしね。
壁をすり抜けるシャドウキャットと、壁を壊しながらなのに同速で追いかけるジャガーノートの追いかけっこは短いながらも見ごたえがあったっす。
よく出来ました。

マルチプル・マン

ブラザーフッドに参加。自分の分身を何体も作れる。
最後に登場したシーンの後に彼がどうなったかが気になるっす。
まあ、十中八九キュアされちゃっただろうなぁ。
がんばりましょう。

カリスト&アークライト&キッド・オメガ

オメガ・ミューティーズ所属でブラザーフッドに勧誘され参加。
それなりに頑張っていたのにあまりにもあっさりとした最期に涙。
普通です。

リーチ

キュアの開発に必要なミュータント。近くにいるミュータントの能力を無効化。
今作のキーマンであるはずの少年なんだけど、全然そんな感じがしなかった。
X−MENともそんなに接点も無かったからね。
もっとがんばりましょう。

最後に

人数が多いから一人一人の活躍が少なかったけど、おおむね満足っす。
もう一回観てスタッフロールで見つけたあのミュータントとかも探してみたいっすね。
あ、スタッフロール後にも映像があるので席を立たないように!
最終作なのに終わってないことも多々あるので、機会があればぜひ続きが観たいっすね。



*1:マグニートーの原作での二つ名。

*2:ミュータント能力を永久に封じる薬。今作のキーアイテム。

*3:サイクロップスのあだ名。

*4:X−MENが宇宙に行って活躍するというかなりぶっ飛んだシリーズ。それだけフェニックスは地球に収まるような存在では無いと思いねぇ。

*5:ミュータントになる前から博士号を持っていた。

*6:前作に出てきたX−MENでテレポート能力を持つ。

*7:原作だとプロフェッサーの義兄。