じゃんくな日々

気ままに書きなぐってます。ゲームについてが多いかな。

エレベーターの怪

その日、おいらは某複合商業施設で買い物を済ませ、3階でエレベーターを待っていたっす。
ここのエレベーターは5階建てで3基もあるのに、いつもくるのが遅いんすよね。
来ると思ってエレベーターが途中で止まって、遠い階に止まってる隣のエレベーターが来るのを待たなければならなくなったりすることはざらにあるっす。
エレベーターの運転監視ルーチンが頭悪いんすな。
などと考えているとようやく、エレベーターが来たっす。
……しかし、中には荷物満載のお買い物カートが一つ。
他に人は乗っていなかったっす。
不気味に思いつつも、乗らずに別のエレベーターを待つのもわずらわしかったので恐る恐る乗り込んだっす。
他に乗る人はいなくて、1階のボタンを押して扉が閉まるとエレベーターはいつもの様に動き出したっす。
そして、2階で停止。
乗る人がいるのかな?
これを見たらビックリするかな?
と考えていると扉の前には太目のおばさんが一人、エレベーター前の長椅子にもおばさんが一人座っており、さらに幼い子供が二人。
「これ、あなたの?」
太目のおばさんがカートを指差し聞いてきたっす。
「いえ。最初からここにありましたよ」
そう答えつつ、この人のかなとカートを渡すと、太目のおばさんは長椅子のおばさんに「これ?」と訊ねたっす。
「多分……。扉が開いたからこの子達とそれが見えたから」
そんな言葉を聞きつつ、おいらは良い事をした気分になって扉を閉めたっす。
ちょっとどちらのおばさんも自分の荷物を見つけた様な雰囲気じゃなかったのが気になったっすけど……。
そして、1階に着いて扉が開くと何人か待っており、一番目の前には子供用の靴の片方を手に持ってエレベーターの中を探るように見る一人の女性。
そこでようやくピンときて女性に話しかけたっす。
「あの。2階で探されてましたよ」
「ああ、そうなんですか!」
ぱあっと顔が晴れる女性。やはりさっきの荷物は彼女の物だったようっす。
さらに、2階の子供達のお母さんでもあるみたいっすね。
女性と入れ替わるようにおいらはエレベーターを出て、今度こそ良い事をした気分に浸って建物を出た後にふと思ったっす。


何であんな状況になったんだろう?


///
 
まどか「どうでもいい事を無駄に長々と書きましたね」
どうだすごいだろう(エヘン)
まどか「(無視して)でも本当にどうしてあの状況になったんでしょうね?」
おいらの予想としては
1:エレベーターに乗ったところで子供が靴を外に放り出した。
 ↓
2:お母さんがそれを拾いに行ったところでエレベーターが閉まった。
 ↓
3:2階で子供達がカートを置いて降りてしまう。それをおばさんたちが目撃。
 ↓
4:おいらカートとご対面。
ってところじゃないっすかね?
まどか「なんで子供たちは2階で降りたの?」
うーん、エレベーターの仕組みを知らなかったのかもっすね。
扉の向こうにお母さんがいると思ったんじゃない?
まどか「うーん、一応筋が通ってるように聞こえますね」
でも、真相は不明のままっす(苦笑)


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