じゃんくな日々

気ままに書きなぐってます。ゲームについてが多いかな。

映画感想2008−2

DMCインディ・ジョーンズ、闘茶、インクレディブル・ハルク、ホットファズと気になる映画が多いっす。あと一応ポニョも。
まどか「とりあえずもうすぐ終わってしまうインディからですね」
そうっすね。


今回の感想は
L change the WorLd
ひぐらしく頃に
・少林少女
っす。

L change the WorLd

まあ、スピンオフ作品なので映画版デスノートを見てる事が前提っす。
というか、なぜLにタイムリミットがあるのかの上手く説明できて無いので初見さんには難しいと思うっす。
それで、デスノートを見ていてもそのタイムリミットの説明以外では繋がりが無いんすよね。
人間関係とか生かされてないのがとても残念っす。
まあ、この作品がLが敵テロリストだけじゃなく警察からも誘拐犯として追われ、しかもLであることを警察に証明できなくなったというシナリオなんすよね。
この状況で夜神パパ*1が出てきちゃうと。

  1. Lとヒロインと少年、警察に捕まる。
  2. L、夜神パパンに取り次いでもらいLだと証明する。
  3. 夜神パパンの協力で事件解決アイテムあっさりゲットして解決。


となっちゃうんすよね。
この展開だと元々いらない子だったナンチャン演ずるFBIの人*2は出番すらなくなっちゃうっす。
だからといって日本が舞台になってる以上*3出さないのも不自然なのに出てこない……。
しかも、誘拐犯としてテレビでLの顔写真まで公開されるくらいの大事件になってるので、より夜神パパンが登場しない不自然さがアップっす。
とても、とても残念っす。
もうちょっと夜神パパンとかが出てきても大丈夫なお話にならなかったんすかねぇ。
というか夜神パパン見たかったっす。
まどか「どれだけ夜神さんが好きなんですか」


……それ以外には自転車をこぐLの姿がシュールで面白かったぐらいっす。
まどか「それだけですか?」
見所はそれぐらいっす。

ひぐらしく頃に

というわけでひぐらしっすけど、おいらは原作はあんまり知らないっす。
主にMAD動画で知ったことばっかりっす、あしからず。
まずキャラはあんまり原作に似せてないっすね。
レナは「はう〜、おもちかえり〜」とは言わないし、*4沙都子はトラップをしかけず空気キャラだったし、梨花ちゃんは原作よりも年上だったっす。
まあ子役さんに「にぱ〜☆」と魔女の二面性のある演技を求めるのは酷ってものっすよ。*5
ま、原作に思い入れもあまり無いのでキャラの再現性はあまり気にならなかったっす。
さて、おいらCMの予告を見て1つ楽しみにしてたシーンがあるんすよ。


そのシーンとはレナが「嘘だ!」と叫んで豹変する原作でも有名なシーンっす。
CMではレナの後ろに嘘だ!の文字が出てきていて、それを見た瞬間映画としてこの演出は負けだろうと思っていたっす。
そこは映像作品なんすから役者の表現力などで勝負すべきであり、文字で表現したら負けだと思ったんすね。
それですごく楽しみにしてたんすよ。
まどか「そこで楽しみにするからダメ映画ハンターみたいに呼ばれるんですよ」
もう、習性っすね。
ところが、実際には演技力も文字以外の演出も悪くなく、分かっていてもドキッとしたんすよ。
それだけに余計に文字を入れたのが残念だったっすね。


まどか「ストーリーはどうだったんですか?」
よく分からなかったっす。
原作の……鬼隠し編だっけ?
それが今作の元なんすよね?
皆さんがそれを終えた時に感じたであろう置いてけぼり感は共有できたと思われるっす。
謎が全く解明されないんすねこれ。
後半はただひたすら恐怖演出が繰り返されるのみで、なぜこんな事になったのかとかが解明されないまま終わってしまい盛り上がりに欠けたっすね。*6
原作もこれに近い終わり方だとしたら、ちょっとひぐらしがヒットした理由が分からないっすね。
小城「その『なぜこんな事になったのか』をプレイヤーが推理するのが楽しいんじゃないの?」
うーん、そうなんすかねぇ。
となると映画館で見るよりは家でじっくり繰り返してみるタイプなんすね。
そして続編も作成されるみたいなので続編での真相解明に備えるってことっすか。
怖くて続編を見る気が無くなったおいらには向かない映画だったってことっすね。

原作をものすごく大切にしてる人にはお薦めしないっす。
推理を楽しみたい人はDVD等が出るのを待ってくださいっす。
恐怖を感じたい人にとっては悪くないと思うっす。


あ、それとレナと魅音の2人に全身を拭いてもらってた圭一は死ねばいいと思ったっす。

少林少女

はい、期待通り酷かったっす。
2008年きいちご賞最有力!
まどか「そんなに酷かったんですか?」
全てにおいて中途半端でしたっす。
少林サッカーのような超人ラクロスをやりたいのか、カンフー映画のようなカンフーアクションがやりたいのかが中途半端なまま進行していって中途半端なまま終わったっす。
特にCMにあった超人ラクロス部分はエンディングですらなくスタッフロールでのバック映像でしたっす。
まどか「CMを見てそういうのを期待して見に行った人は不満爆発ですね」
他にも「少林拳の素晴らしさを伝えに来た」という主人公は失敗ばっかりで結局一度も少林拳の素晴らしい所を見せられず。
さらに力みすぎてゴールを外しまくる主人公に「チームプレーをしろ」と的外れな説教。
なのに、信頼されてないし素晴らしさも知らないのになぜか仲間達と主人公は仲良くなり少林拳を学び始める謎演出。
そして、そのままラクロスをやるのかと思えば謎の敵が出てきてそのままカンフーアクション映画にシフト。
その敵も最強を目指すストイックな敵という演出なのに、雑魚をけしかけて弱った相手を倒して最強を名乗ろうとする小悪党行動を選択するダブルスタンダート。
弱った相手倒して最強な乗られてもねぇ。
そして登場する意味すらなかったと思われる岡村と少林サッカーコンビ。
あ、最後の水面に立って戦うシーンは良かったっす。決着のつけ方以外は。
ホントまごうことなきダメ映画でしたっす(爽笑)
まどか「デビルマンと比べたら?」
さすがにデビルマンよりはマシっすよ。でも、ゲド戦記*7よりダメっすね。
デビルマンキャシャーンに次いで3番目にダメってとこかな。


L change the WorLd complete set[DVD3枚組]

L change the WorLd complete set[DVD3枚組]

小説 少林少女

小説 少林少女

*1:鹿賀丈史さん演ずる夜神パパンはチョーかっけー。

*2:松田と同レベルでいらない子

*3:しかもキラ事件解決直後。

*4:いや、1回だけ言ったかも?

*5:いや、出来るに越したことはないっすけどね。

*6:いや、恐怖演出はきっちり怖いっすよ、うん。何度映画館を出ようと思ったことか……。

*7:2006年きいちご賞受賞作品。