鬼姉とシスコンと不幸とマザコン
エムブリオマシンの新リプレイシリーズの登場っす。
今巻では新しく出たばかりのサプリメント『密林戦線』を使用しているっす。
PC達はタイトルにあるような特徴を持った連中っす。
正直、冒頭の印象は良くなかったっす。
鬼姉ことアンジーの脱主人公宣言がGMいじめに見えて、某リプレイを想起しちゃったんすよね〜。
が、今作のコンセプトがPC同士の対決*1だったことがよかったっす。
戦闘ではGMはマップと勝敗条件を決めればあとはPC達の対決をジャッジするだけで良いというお手軽仕様。
このゲーム、本来戦闘はGMの負担が大きいんすよね。
PCが1機だけの担当に対して、GMは4機ほどの機体を担当して相手の行動を予測し、3分以内にプロットしなくちゃいけないので、まー大変なこと。
それがPvPになったら負担がガクンと減ってて良かったっす。
次巻以降でNPCを混ぜて3すくみで戦うことになっても、GM担当は2機ほどでちょうど良さそうだし、PvPは本当にいい方法でしたっす。
おいらもエムブリオマシンのGMをやる機会があれば参考にしようっすかね。
各キャラも最初の記号化されたキャラから熟成されてきていい感じっす。
特に不幸キャラになってしまったキャシーが……(苦笑)。
最初は団長好き*2という記号のキャラだったのにあっという間に不幸キャラに。
キャシーさん不幸!*3
ダイス目だけは良かったのは幸いっすけど、相方のマザコンことリッチはダイス目が悪いようで、相方に恵まれずやっぱりキャシーさん不幸!
そんな不幸と不運のコンビが勝てるはずも無く、鬼姉とシスコンのコンビに連敗。
頑張れキャシー。
次巻ではきっと勝てる!
まどか「あれ? シスコンの人は名前すらでてませんよ?」
Role&Roll誌に掲載されたリプレイも単行本になるみたいだしエムブリオマシンは調子いいみたいっすね。
まどか「無視されました……」
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