じゃんくな日々

気ままに書きなぐってます。ゲームについてが多いかな。

裁判所を見学してみた

一番バレンタインしていたのは小城さんだったっすね。
まどか「普段は年始の挨拶すらしないあなたがなんであんなの書いたのやら」
気まぐれ。まどかちゃんもいい人見つけな。
まどか「大きなお世話です」


『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』の影響もあり、地元の地方裁判所に行ってみたっす。
受付の人に聞くと今の時期は入れ替えが多くて、裁判の数自体は少いとのこと。
何の入れ替えなのかは不明。
3階が法廷で、自由に入れた。
まどか「建物の入口や各法廷の入り口で受付したりするわけじゃないんですね」
全然フリーで入れたっすね。
ただ、節約のためか廊下の電気がところどころ消してあって閉館した博物館とかの雰囲気で、本当にやってるのかどうか不安で仕方がなかったっす。
エレベーターが3階についてドアが開いたら真っ暗だったし。
まどか「それは怖いです」


さて、各法廷の前に当日のスケジュールが貼り出してあったんすけど、これが消費者金融への過払い金返還請求ばかりだったっす。
まどか「借金の利息のグレーだったところがアウトになって、過去の借金からも余計に取っていた分を返還出来るようになったんでしたよね」
そそ、仕事のメーリングリストでその手のニュースは流れてきていたから知っていたっすけど、本当に多いんだなと実感。
これじゃ貸金業界が大ピンチなのも理解できるし、弁護士さんもこの案件ばかり引き受けて報酬ウマーってなるのもわかる気がするっす。
まどか「過払い金返還請求以外はあったんですか?」
あるにはあったっすけどやっぱりお金絡みばっかりだったっすね。
給料やら退職金の未払いとか、借金の請求とか。
まどか「身につまされる話ばかりです」


そんな中おいらが傍聴したのも借金の返済に関する裁判だったっす。
けど、もう何回か遣り合ったやつだったみたいで、今までの証言の確認みたいな感じだったっす。
まどか「傍聴者は他にいました?」
いや、純粋な傍聴者はおいらだけだったっすね。
あとは原告と被告の関係者みたいで、証人もやってたっす。
詳細は書きませんが、どうも借金した時か返した時に書類に記録を残してなかったみたいで、そこで食い違いが発生してもめてる感じだったっす。
まどか「金額は?」
ウン百万。
まどか「その金額で、記録を残さなかったんですか」
田舎のおおらかさが感じられるっす。
まどか「だからって、それで裁判沙汰になるのは……」


そうそう閉廷後ビックリしたんすけど、原告と被告と傍聴人の出口が一緒だったっす。
まどか「えぇっ、そうだったんですか」
さすがに気まずいのか、原告と被告はタイミングをずらして退廷してたっすけどね。
おいらは被告側の人達と一緒にエレベーターに。
なんか、裁判長の文句言ってたっす。
まどか「こ、怖いですよ」


まあ、そんな訳で見学終了っす。
そうそう刑事事件の裁判の傍聴は出来なさそうっすね。
ただ、こんな田舎でも栽培員裁判が行われる時があるみたいで、もしその時が来ても慌てることが無いよう心構えだけはしておこうと思ったっす。

裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)

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裁判長!ここは懲役4年でどうすか 1 (BUNCH COMICS)

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ぼくに死刑と言えるのか―もし裁判員に選ばれたら

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