アニメ版ナイツ&マジックの感想 5
前回の平和ボケのセリフまで来て少し燃え尽き気味っす。
まどか「無理に書く必要はないのでは?」
いや、まだ銀凰商会とかレスヴァント・ヴィートとか言いたいことは残ってるので続けるっすよ。
というわけでここからネタバレっす。
●テレスターレ強奪
ここは設定的なあれこれというより、原作にあったエルくんの「新開発機体の強奪はロボットアニメの定番だと言うのに、まさか自分が強奪される側になるとは思いませんでした」的なセリフがあるんですが、それをぜひ入れて欲しかったっす!
まどか「名ゼリフ的なやつですか」
状況的におかしかった双子の姉に闇討ちのセリフは入れるのに、こっちは入れないってのが謎でしたっすね。
相変わらずバトルは良かったっす、キッドのモートルビートが偶然ワイヤーを引っ掛けるところなんか分かりやすかったですね。
●カースベイド
まどか「あれ、これは魔物を呼び寄せて凶暴化させる餌って説明がありませんでした?」
そうなんですけど、何故禁忌扱いなのかの説明が弱いかなって程度っすね。
魔獣被害が日常茶飯事なフレメヴィーラ王国だから禁忌指定されてるわけで、魔獣が出ない西側の国の人だからこそ気軽に使ってるってことっす。
まどか「でも、あんまり使いたくないみたいな描写がありましたよね?」
多分材料が貴重だからとかの理由なんじゃないんすか?
ちなみにカーズベイドがどれくらい禁忌かというと、おいらの感覚では日本で核兵器使っちゃうくらいだと想定しているっす。
まどか「あ、はいよくわかりました」
●御前試合
工房長いいキャラしてるっすなぁ。
そしてトイ・ボックスのことをすっかり忘れていたっす。
まどか「エルくんの専用機、戦争前にあるじゃないですか」
いやーうっかりしてたっす。なんか影が薄かったので綺麗さっぱり記憶から消えてたっす。
確か書籍版のみの登場だったっすかね?
そしてアクションはやっぱりいいんすよね。
あとツェンドルグのキャリッジとかカッコよかったっす。
まどか「あの登場シーンはインパクトバッチリでしたね」
●クイーンシェルケース戦
ベヘモスと同等なのにAパートで倒された可哀想な魔獣。
まどか「尺の都合とはいえ悲しいですね」
●エーテルリアクター作成
まどか「あ、これは私もツッコミどころかわかります。アルフが人間じゃ種族として無理って言ってたのに説明なくエーテルリアクター作成に成功しちゃってるところですよね」
全くその通りっす。
人間は魔力触媒を体内に持ってないので、魔法を使うためには魔力触媒を埋め込んだ杖が必要なんすよ。
で、エーテルリアクター作成に必要な術式『ライフソング』を刻み込む為にミスリルが必要で、ミスリルを加工するために必要な魔法は体から、というか手から発動させて加工するものだから体内に魔力触媒を持つアルフじゃないとダメってことっす。
まどか「えっと魔法の杖を首から下げて加工魔法使ったらダメなんですか?」
ダメっすね。あくまで人間の魔法は杖からの発動なんすよ。
つまり動かせる手の形をした杖があればいいんすよ。
まどか「あ、加工シーンでシルエットギアが映っていたのって……」
そう、シルエットギアはシルエットナイトと同じく命令伝達部分というか神経部分ができてて、まさに手の形をした杖という条件を満たしていたんすよ。
これによってエーテルリアクター作成が可能になったってことっす。
まどか「この部分を説明しなかったってことは、ロボット開発ストーリーであるナイツ&マジックの、エンジン作成という一番重要な部分を、全く説明せずにすっ飛ばしたんですか」
というか最初に人間には無理って言ったのを、どのようにエルくんが克服するのかは視聴者が注目するところだと思うんすけどね!
まどか「もう説明する気がないなら、最初から人間には無理って設定すらなくせばよかったのに」
●イカルガ完成
放送前のおいらの予想では1クールで行けるのはここまでだと予想していたっす。
イカルガが完成して「エルくんたちの活躍はこれからだ!」って終わる。
まどか「しかし実態は」
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