じゃんくな日々

気ままに書きなぐってます。ゲームについてが多いかな。

きららの仕事

スーパージャンプで連載中の漫画のドラマ化っす。この間の夜王といいジャンプ漫画のドラマ化が続くっすね。
これを見た後寿司が食べたくなったので食べてきたっす。調子に乗って食いすぎてよけいなお金を使った気がするっす。美味しかったっすけど。


ビュン! ヒュッ! ヒュン! シュッシュッ! キュッ!
ヒュン! シュッ! バッ!!
ヒュゥ、ヒュヒュッ! ヒュ! ヒュ! ヒュ!


これ、何の音か分かるっすか?
ドラマ版きららの仕事での寿司を握る時の効果音っす。上からきららの”本手返し”。坂巻の”石塔返し”。小平治さんの”本手返し”っす。*1
これだけでこのドラマの異常さが伝わるんじゃないっすかね。普通寿司の握りに効果音なんて付かないっすよ。
さて、最初は主人公海棠(かいどう)きららの辻斬りのシーンっす。
銀座の高級鮨『甚五郎』に現れた女性。他の客は何故か彼女をじろじろ見るっす。別に普通のOLさんって感じで、高級店に相応しく無い格好だったわけでも無いのにこの反応は失礼っすよ。
そして女性は注文したマグロの赤身を食べて一言「マグロが泣いている」
怒った店主*2の前で替わりに鮨を握って去る彼女。その仕事は見事なもので皆言葉を失った。
と、職人の1人がいきなり店の外に出て「辻斬りだー!」と叫びながら駆け出したっす。
わざわざ自分の店が負けた事を宣伝するなんてマヌケっすなぁ。原作も最初こんなんだったっすかね。忘れちゃったっす。
この、最近有名な辻斬りがきららっす。
ドラマはあんまり好きじゃないので、パソコンで作業しながら流しで見るつもりだったっすけど、この時点でテレビから目が離せなくなったっす。
そしてグルメ雑誌グルマンの高野さんと小南さん登場。小南さんは原作そっくりでしかもかわいかったっす。
ま、いろいろあってきららの祖父藤原重光と藤原の店『藤重』の買収を狙っている回転寿司『寿司慶太』の坂巻慶太の勝負っす。
おー、予告で見たこの人は北山翠峰(きたやますいほう)先生だったっすか。後ろ髪縛ってるから陶芸の篁舜光(たかむらしゅんこう)先生かと思ってたっすよ。
翠峰先生が審査員で立会人として高野さん、そして見学として秤屋小平治さん登場。
ちゃきちゃきの江戸っ子である小平治さんを田中邦衛さんが演じると聞いた時からこのドラマを見る時の楽しみの一つだったっすよ。
先に小平治さんの感想だけを言うと、SJできらら役の国仲涼子さんがインタビューで「原作や台本を読んだ時に想像した小平治さんとは違う小平治さんがいました」と言っていた通り、この小平治さんは想像できなかったっす。ちょっと見たくなかったかも(苦笑)
んで、勝負の方っすけど途中で鮨の技法についてのテロップが出たのは分かりやすくてよかったっすね。このテロップはその後も時々出てきていい仕事していたっすよ。
そして石塔返しキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
これっすよ、これを見るために苦手なドラマを見ようと思ったんすから。なるほど、こんな動きをしているんすね。動いてるところを見るとますます鮨の握りとは思えないっすね。
ちょっと迫力な無くって効果音に対して負けてる感じがしたっすね。
でも蝶・大満足っす。
勝負は途中でおじいちゃんが病気で倒れてしまいお流れに。きららは入院費と修行を兼ねて高野さんの紹介した辰巳寿司に……って原作では唐津にある辰巳寿司が出てくるんすか。
ちょっとしたサプライズだったっすよ。という事は職人見習いの亀岡さんも……おお、やはりいたっす。
渡りの鮨職人*3である小平治さんもここにやっかいになっていたようっす。
きららに手本を見せるために握る小平治さん。怖っ!すいません、カメラ目線でアップになった映像は正直怖かったっす。
小平治さんが握った鮨はちょっとしたら原作どおり沈んだ*4っす。おお、これを再現するなんてちょっと感動っす。
小平治さんの下での修行。坂巻からの勝負の申し出。自分が本当はおじいちゃんの本当の孫では無い事を知るきらら。『甚五郎』から大間のマグロの差し入れ。などを経て坂巻ときららの勝負が始まったっす。
審査員は北山翠峰先生と服部幸應先生と小林カツ代先生……Σ(゜口゜
すげぇ、出てくるのは知っていたっすけど同名の役として出てきたっすよ。びっくりびっくり。審査も素の服部先生達がそこにはいましたっす(笑)。さすがに原作どおりというか料理漫画お約束の過剰演出な審査は無理があったっすかね(苦笑)。
いやー、大変楽しく堪能させていただいたっす。
まあ、気になったところは、坂巻さんに全体的に迫力が無かったっすね。石塔返しもそうっすけど、お約束の筋トレシーンも全然重そうに見えなかったっす。もうちょっと何とかならなかったっすかねぇ。
あと、小平治さん目立ちすぎっす(笑)。途中からきららが病気で倒れたおじいちゃんのために頑張るストーリじゃなく、凄腕の渡りの鮨職人小平治さんが病気で倒れた旧友のために孫娘を鍛えるストーリーって感じだったっすね。特にラストw。
お、それはそれで面白そうっすな。食キング*5みたいな感じに全国を渡り歩く小平治さんの物語。きららの仕事外伝とかでやってくれないっすかねぇ。
苦手なドラマなのに食い入るように見たのは初めてかもしれないっす。これはぜひともシリーズ化してスシバトル21編もやってもらいたいっすね。
鮨の舞。雲竜。MAXなどの握りの再現っすよ(マテ)


*1:これらの握りについては原作漫画をぜひ買って読んでくださいっす。

*2:お名前は和久井五郎さん

*3:自分の店を持たずにいろんな鮨屋を渡り歩く鮨職人

*4:シャリに含ませた空気が重さで抜けると沈むそうっす

*5:漫画ゴラクで連載していた漫画