じゃんくな日々

気ままに書きなぐってます。ゲームについてが多いかな。

アニメ版ナイツ&マジックの感想 5

前回の平和ボケのセリフまで来て少し燃え尽き気味っす。
まどか「無理に書く必要はないのでは?」
いや、まだ銀凰商会とかレスヴァント・ヴィートとか言いたいことは残ってるので続けるっすよ。
というわけでここからネタバレっす。


●テレスターレ強奪
ここは設定的なあれこれというより、原作にあったエルくんの「新開発機体の強奪はロボットアニメの定番だと言うのに、まさか自分が強奪される側になるとは思いませんでした」的なセリフがあるんですが、それをぜひ入れて欲しかったっす!
まどか「名ゼリフ的なやつですか」
状況的におかしかった双子の姉に闇討ちのセリフは入れるのに、こっちは入れないってのが謎でしたっすね。
相変わらずバトルは良かったっす、キッドのモートルビートが偶然ワイヤーを引っ掛けるところなんか分かりやすかったですね。


●カースベイド
まどか「あれ、これは魔物を呼び寄せて凶暴化させる餌って説明がありませんでした?」
そうなんですけど、何故禁忌扱いなのかの説明が弱いかなって程度っすね。
魔獣被害が日常茶飯事なフレメヴィーラ王国だから禁忌指定されてるわけで、魔獣が出ない西側の国の人だからこそ気軽に使ってるってことっす。
まどか「でも、あんまり使いたくないみたいな描写がありましたよね?」
多分材料が貴重だからとかの理由なんじゃないんすか?
ちなみにカーズベイドがどれくらい禁忌かというと、おいらの感覚では日本で核兵器使っちゃうくらいだと想定しているっす。
まどか「あ、はいよくわかりました」


●御前試合
工房長いいキャラしてるっすなぁ。
そしてトイ・ボックスのことをすっかり忘れていたっす。
まどか「エルくんの専用機、戦争前にあるじゃないですか」
いやーうっかりしてたっす。なんか影が薄かったので綺麗さっぱり記憶から消えてたっす。
確か書籍版のみの登場だったっすかね?
そしてアクションはやっぱりいいんすよね。
あとツェンドルグのキャリッジとかカッコよかったっす。
まどか「あの登場シーンはインパクトバッチリでしたね」


●クイーンシェルケース戦
ベヘモスと同等なのにAパートで倒された可哀想な魔獣。
まどか「尺の都合とはいえ悲しいですね」


エーテルリアクター作成
まどか「あ、これは私もツッコミどころかわかります。アルフが人間じゃ種族として無理って言ってたのに説明なくエーテルリアクター作成に成功しちゃってるところですよね」
全くその通りっす。
人間は魔力触媒を体内に持ってないので、魔法を使うためには魔力触媒を埋め込んだ杖が必要なんすよ。
で、エーテルリアクター作成に必要な術式『ライフソング』を刻み込む為にミスリルが必要で、ミスリルを加工するために必要な魔法は体から、というか手から発動させて加工するものだから体内に魔力触媒を持つアルフじゃないとダメってことっす。
まどか「えっと魔法の杖を首から下げて加工魔法使ったらダメなんですか?」
ダメっすね。あくまで人間の魔法は杖からの発動なんすよ。
つまり動かせる手の形をした杖があればいいんすよ。
まどか「あ、加工シーンでシルエットギアが映っていたのって……」
そう、シルエットギアはシルエットナイトと同じく命令伝達部分というか神経部分ができてて、まさに手の形をした杖という条件を満たしていたんすよ。
これによってエーテルリアクター作成が可能になったってことっす。
まどか「この部分を説明しなかったってことは、ロボット開発ストーリーであるナイツ&マジックの、エンジン作成という一番重要な部分を、全く説明せずにすっ飛ばしたんですか」
というか最初に人間には無理って言ったのを、どのようにエルくんが克服するのかは視聴者が注目するところだと思うんすけどね!
まどか「もう説明する気がないなら、最初から人間には無理って設定すらなくせばよかったのに」


イカルガ完成
放送前のおいらの予想では1クールで行けるのはここまでだと予想していたっす。
イカルガが完成して「エルくんたちの活躍はこれからだ!」って終わる。
まどか「しかし実態は」
ダイジェスト。


アニメ版ナイツ&マジックの感想 4

投稿ペースもそうっすけど1記事1話分になってるね、ペース上げないと。
まどか「はい、というわけでここからネタバレ注意です」


●テレスターレ開発
模擬戦で魔力切れで停止したことにより、ようやっとシルエットナイトがマナで動いてるのがちゃんと描写されたんだったかな?
まどか「ベヘモス戦の最中に触れてた気もしないでもないですが……」
そうだったっすかね。
それにしてもやはりロボ戦は動きいいっすね。

●マギジェットスラスタ
テレスターレ開発と同時にやってたのがマギジェットスラスタっすね。
まどか「えっと、どれでしたっけ?」
すっごいバーニアですっ飛んでいって、機体ボロボロにしたやつっす。
まどか「ああ、バトソンさんが親方にすっごい怒られるって言っていたやつですね」
あれも何やってるのか一切説明しないまま壊れたという結果だけが残ったっすね。
普段エルたちが空を飛ぶのに使ってるエアロスラストの魔法を応用したシルエットナイト用ジェット推進を開発しようとして、制御できずに地面ですりおろされました。
最悪死ぬやつっす。
まどか「なるほど、それじゃアディちゃんも怒って当然ですね。そしてそんなピンチをサラッと済ませたんですね」

●シルエットギア
そういえばシルエットギアもこの辺だったっすかね?
まどか「シルエットギアってあの小さいパワードスーツみたいなやつですよね。確かマギウスエンジン無しのがこの辺りだった気がします」
マギウスエンジン有りの方も一緒にしちゃうっすかね。
まどか「シルエットギアの疑問はあれですね、何故エル君と双子だけがスムーズに動かせるのか。エドガーさんは『特別』と言ってましたけどどう特別なんですか?」
特別って言っておけば説明しなくていいだろうという制作の裏側が見えるセリフだったっすね。
最初のシルエットギアであるモートルビートは前述の通りマギウスエンジンを積んでいません。
なので各部を動かすには搭乗者が動きを演算しなくてはならず、シルエットナイトの動きの演算をマギウスエンジンに任せている通常のナイトランナーはそれが難しいんすね。
まどか「なるほど」
そしてエルや双子は子供の頃から続けている特訓で使っていた限定身体強化の魔法で、体の一部分に魔力を送ったりすることもやってきたんすよ。
だからシルエットギアの各部に魔力を送る演算も得意なので動かせるってわけっす。
まどか「幼少時のエピソードカットの影響なんですね」
でまあ、これじゃ訓練にもならないってことで小型のマギウスエンジンを搭載したモートラートが開発されて、一般騎士にも使えるようになりました。

●平和ボケ
今回の目玉。そしてこの記事を書こうと思ったきっかけでもあるっす。
まどか「謎の集団が魔獣を使って砦の騎士団を誘き出したところでのセリフですね」
このセリフはほんと耳を疑ったっすね。
web版と書籍版の両方で原作にこのセリフが有ったかどうか確認しに走っちゃいましたよ。
まどか「なにが気になったんですか?」
いや、だってこの国って魔獣が蔓延る森を切り開いてできた国だから、魔獣がしょっちゅう襲撃するような国っすよ。
各集落には魔獣が襲撃したときに備えて、今回みたいにすぐ狼煙が上げれるように備えてます。
謎の集団が所属する西側諸国の方が魔獣が駆逐されてるから段違いに平和っすよ。
まどか「あー、なるほど平和ボケなんかしてる余裕が無いんですね」
しかもちょっと前にベヘモスが出現したばかりで警戒度は上がってるっすからね。
人間同士で争う余裕がある西側諸国の方が平和ボケしてるって言えるんじゃないっすかね。
まどか「魔獣と戦ってきた国だからこそ、人間からの襲撃を想定してなかったともとれますね」
や、でもそれで平和ボケって言われるのは違うっすよね。
ほんとロボット戦闘以外がっすよね。


アニメ版ナイツ&マジックの感想 3

なんか感想でも愚痴でもなく解説みたいになってきたっす。
まあ、それだけアニメ版が説明放棄して初見置いてけぼりにしているってことなんすけどね。
まどか「では、いきましょう」


エーテルリアクター
ベヘモス討伐の報奨としてエルくんが要求したのはエーテルリアクターの製造方法でしたが……。
まどか「まさかエーテルリアクターの説明が無いとは思いませんでした」
周りが「国家機密だぞ」とか驚愕のリアクションをしても、どういうものか説明されないから原作未読者置いてけぼりっすよね。
まどか「私も置いてけぼりにされました」
作者と登場人物だけが盛り上がって視聴者置いてけぼりはやってはいけないと思っているっす。
まどか「有名なのはFF13の『パルスのファルシのルシがパージでコクーン』ですね」
いくら話の進行を急いでいるからって、省略しちゃいけないものはあるんすよね。
まどか「それでエーテルリアクターってなんですか?」
ざっくりと言えばシルエットナイトのエンジンっす。動力源っす。
こう言えば、どれだけの国家機密なのかは伝わるかと思うっす。
まどか「ロボット開発の最重要パーツじゃないですか、この作品ってロボット開発がメインのお話ですよね、なんで説明しないんですか!」
なんででしょうね。やっぱりロボアクションだけを見せれば十分だから設定説明はいらないってなったんすかね?


●置いてけぼりはまだ続く
まどか「まだ何か説明してない設定ありました?」
クリスタルティシューっすね。
まどか「あ、謁見シーンじゃなくてその後のグゥエールの修理を考えるシーンですね。エーテルリアクターが謎すぎてすっかり頭から消えてました」
クリスタルティシューをより合わせることで出力が上がって、その結果シルエットナイトのパワーが上昇することになる。このより合わせたクリスタルティシューをストランド型クリスタルティシューと呼ぶという説明はされたっす。
まどか「で、肝心のクリスタルティシューも当然のごとく説明されなかったと」
クリスタルティシューが説明されないから、より合わせるとか言われても分からないっすよね。
まどか「より合わせるってことは糸状の何かでしょうか?」
えっとクリスタルティシューはシルエットナイトの人工筋肉っすね。マギウスエンジンからの指示に反応してクリスタルティシューが動いてシルエットナイトは稼働するっす。
で、この筋肉をただ這わせるのではなくより合わせることで、丈夫で力強い筋力が生み出されるストランド(綱)型クリスタルティシューとなるっす。
まどか「なるほどストランドで綱ですか」
ただ、強いパワーを得れるのと比例してマナ(魔力)の消費も激しくなるんすよね。
まどか「燃費が悪いって話をしてましたね」
で、その燃費ですがクリスタルティシューに使われる素材はマナを貯める性質があるので、クリスタルティシューの量がそのまま魔力貯蔵量となるっす。
まどか「え、あれ、これも説明されてない?」
してないかな?
その性質を説明してないのに、魔力貯蔵量を増やすためにクリスタルティシューを増やさないといけないけど、増やしたクリスタルティシューもストランド型だから魔力消費も同時に増える。みたいなことを言っていたんすよね。
まどか「微妙なところですね。クリスタルティシューの性質の説明はしないけど察しろってことなんでしょうか」
いや、もう説明しろっす。
なお、燃費に関してはクリスタルティシューに使ってる素材を、筋肉には使えないが魔力をより貯めれるようになったクリスタルプールが開発され、それを装甲に用いることによって解消されたっす。
これは説明されたかな?
まどか「クリスタルティシューの性質を説明せずにクリスタルティシューを大量に積んで重心バランスが崩れまくってましたね。ここまで来るとクリスタルティシューの性質を説明しない理由が思いつきませんよ」


さて、今回はここまでにしとこうっすかね。
まどか「このペースだと秋アニメが終わるまで続きませんか?」
もっとさらっと終わらせるつもりだったのに書いてみると意外と多かったっすね。


アニメ版ナイツ&マジックの感想 2

まどか「すでに感想という名の別の何かのような……」
んー、原作既読者の愚痴?。
まあ、さっそく続きっすね。
ネタバレ注意!


●エルくん達空飛んでなかった?
エアスラストという空気を圧縮して空を飛ぶ魔法っすね。
空中での細かい姿勢制御が難しいため、身体強化と同じ様に魔法の制御訓練のためにエルがチョイスした魔法っす。
なので一緒に訓練していたキッド達もエルほどではないながら使えるっす。


●エルくんはグゥエールに何をしたの?
ディーセンパイからグゥエールを奪った後でコックピットぶっ壊してたところっすね。
まどか「アールカンバーの時同様に足が鐙に届かなかったんでしたよね」
そそ、だから操縦するために裏のコード(銀線神経(シルバーナーヴ)と言うっす)を引っ張り出し、自分の魔法発動体であるガンライクロッドを結びつけて、そこからグゥエールを動かすための術式を演算装置を介さず直接入力することでグゥエールを動かしたんすよ。
まどか「えっとなぜ魔法発動体を使ったんですか?」
この世界のロボットことシルエットナイトが魔力で動いていて、魔力に働きかけるためには触媒結晶が埋め込まれた魔法発動体を介した魔法術式が必要だからっす。
まどか「演算装置って?」
魔導演算機(マギウスエンジン)というシルエットナイトを動かすための基本的な魔法術式が保管してある装置っす。
本来は鐙を踏んだりすることでこの魔導演算機から命令術式が出て、シルエットナイトを動かしているんすけど、そこをエルは術式を計算して直接入力したっす。
まどか「計算ってとんでもないことなのでは?」
まず未知の術式なのでそれを解析して、そこから動かすのための術式を自分で構築して、その術式を騎体の各部ごとに飛ばさなくてはいけないのでとても大変っす。
だからここで前世の超絶プログラマー設定の演出があったんすよ。
あとロボを動かす魔力のコントロールは特訓時に使用していた身体強化の部分強化で慣れていました。
まどか「でも作中ではほとんど説明されませんでしたね」
さすがに全部説明してくださいとは思いませんが、少しぐらいは説明してほしかったっすね。



●ベヘモス戦
いやぁ、戦闘アニメーションは良かったっすね。この時に「あ、これはロボットアクション特化だ」と悟ったっす。
それもベヘモス戦が1話で終わったことで、もしかして大西域戦争までやるつもりじゃないかなと思い始めたっす。
まどか「えっと主人公機がバリバリ活躍する大西域戦争のロボアクションを見せたいためにベヘモス戦が1話で終わった?」
おいらはそう思っているっす。
その短縮の結果が最後のナレーションっすね。
まどか「とどめの一撃に至る流れをナレーションで解説してましたね」
あれはガッカリしたっすね、せめてエルくんに説明させほ欲しかったなぁ。
あと、その最後のシーンでエルくんが外に出てやってたことっすね。
まどか「ああ、そういえば確かにありましたね。なんでわざわざ外に出たんでしょう?」
えっとベヘモスの突進を受け止めるための空気の膜のエアバックを作るためっすね。
ただ、それを作り出されるのはエルくんの杖からなので、外に出る必要があったんすよ。
まどか「なるほど。でもまだコードつながってましたけど、あれは?」
シルエットナイトを守るための大きなエアバックを作るための魔力を持ってくるためっすね。
シルエットナイトが使う魔法はオーバードスペルという専用の魔法で、魔力も相応に消費するんすよ。
で、今回はそのオーバードスペルと同等の魔法を発動しなきゃいけないってことで魔力はグゥエールから貰ってたんす。
またそれだけの大きな魔法式を即座に構築できるのもプログラマー設定を活かした場面ですね。
そしてその魔法で受け止めた後に、ディーセンパイが後ろに飛んで衝撃を殺してなんとか生還って流れっす。
まどか「どうせナレーションで解説入れるなら、この辺の流れも入れればよかったのにって思いますね」
もったいないっすね。
そして、それだけの事をやっても原作でのグゥエールは手足ももげて原型をとどめてないくらいにボロボロになっていたんですが、アニメだと壊れ具合がぜんぜん足りてなかったっすね!
まどか「そこ、ツッコミどころなんですね」
えー、でも壊れ方が違うだけで時間が変化するわけじゃないからちゃんと原作通りにやってほしかったっすなぁ。
漫画版もちゃんと再現してたんすよ。
漫画版サイコー!
まどか「商品紹介が前回からアニメの円盤じゃなく漫画版なのはそれでですか!」
漫画版に今のところ不満はないっすからね。


アニメ版ナイツ&マジックの感想 1

ナイツ&マジックはおいらが小説家になろうを知るきっかけとなった思い入れある作品っす。
小説家になろうお約束の異世界転生モノで、ファンタジーロボット世界にロボオタクが転生して暴れる話っす。
ですが、主人公機の登場が遅いので商売的な問題でアニメ化は難しいと思っていたっす。
まどか「どのくらい遅いんですか?」
えっと文庫本3巻のラストで完成して、活躍するのは4巻からっすね。
まどか「それは、1クールだと確かに難しいですね」
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』が1クールで2巻分っすからね。
まどか「あれも削られてるんですよね?」
ベルくんの異名を決める神様たちの会合シーンはアニメで見たかったのに残念っす。
それはそれとして、区切りのいいところだと先ほどの3巻の主人公専用機イカルガの完成で終わるのがギリギリかなと思っていて、でもそれだとアニメだと地味になるからアニメ化は無理だと思っていたんすよね。
まどか「そしたらアニメ化したんですね」
いやビックリしたっす、そしてどこまでの話をやるのかドキドキしたっす。


そしてそんなアニメが先日終わったわけですが。
まどか「ですが?」
先に簡潔に言うと全体的にでした。
まどか「雑、ですか……」
まずアニメ化されたのは小説5巻まで。
まどか「5巻!?」
それを1クールに収めようとしたのでものすっごいダイジェストになったんです。
まどか「それは、そうなりますね。というかなぜそんなに詰め込んだのでしょう?」
やっぱり主人公専用機がバリバリ活躍する5、6巻の大西域戦争編をやりたかったんじゃないかな。
ロボットアニメとしてはそうしないと売れない可能性が高かったんじゃないかと。
まどか「なるほど、納得できそうな意見ですね」
で、その結果内容はロボットアクション全振りで、ストーリーや設定をおざなりにした雑アニメでしたっす。
あれはもう制作側もロボアクションだけだと割り切って作ったんじゃないっすかね。


まあ、そんなわけだったとしても色々と言いたいことがあるんすよ。
それをツラツラと言っていこうかと。
まどか「まだこの記事の本編始まってなかったんですね」
あ、ここからネタバレになるので見たくない人は戻ってくださいっす。
というわけで頭から。


●何の特訓?
シルエットナイト(ロボット)のナイトランナー(操縦者)になるために早朝特訓するエルくんが双子に出会うシーンですが、これ魔法の特訓っす。
まどか「えっと屋根の上を走ってましたけど、魔法?」
操縦に必要な魔力を増やすために、エルくんが採用したのが身体強化の魔法を使っての立体機動だったんすよ。
まどか「えっと魔法を使うと魔力が増えるってことですか?」
そうそう、筋力みたいに負荷をかければ回復する時により魔力が増えるってことで、そこそこ難易度が高くてずっと発動してても周りの迷惑にならないってことで身体強化の魔法を採用して特訓してた。
というわけでこの作品は設定的な話はほとんどしません。原作未読者に分かりやすいようにロボアクション特化なのに、話は原作未読者を振り落としていくスタイルです。


●消えた双子の兄の影
実はキッドとアディの双子には、正妻の娘のステファニアだけじゃなくステファニアの弟で、双子にとっては兄がいるっす。
で、こちらはステファニアと違って妾の子である双子を見下していて、学園でアディを人質にとってキッドに決闘を挑みボコボコにしようとするも、アディをエルが救出してそれによってキッドが逆転するってエピソードがありましたがバッサリと彼の存在そのものがカット。
まどか「可哀想……」
まあ、これ以後一切出てこないのでカットしても影響ないんすけどただ一点だけ。
アニメでステファニア初登場の時に、彼女が去って双子の家庭事情を聞いたエルが
「事情は了解しました。それで今後の方針は? 撃退ですか? 黙殺ですか? それとも闇討ちですか?」
といきなり物騒なことを言い出すっす。
このセリフ実は先ほどの兄が初登場の時に、双子に暴言を吐いて去った後のエルのセリフなんすよね。
まどか「ステファニアへの対応にしては選択肢が物騒で違和感があると思ったら、そういうことだったんですね」
そうなんすよね、ステファニアに対するには不適切であるこのセリフだけ何故残したんすかね。


●アールカンバーに乗っちゃった
エルは演習中に見張りのエドガーに誘われて彼の乗騎であるアールカンバーのコックピットに乗せてもらうも、小柄な彼では足が届かないシーン。
まどか「この作品の代表的なセリフである、ロボットは浪漫と答えるところですね」
そもそもここで乗せたらダメだろう!
まどか「え、いきなりなんですか!?」
このシーンは乗りたいのを断腸の思いで我慢して「ロボットに乗る時は動かすときです!」ってエルが断るからこそ、彼のロボット愛が堪能できる大事なシーンなんすよ!
それを、それを乗せちゃってどうするんすか!
ここで我慢したからこそ、この後のグゥエールへの搭乗で嬉しさが爆発するのがいいんじゃなっすか。
それを台無しにしたこのシーンはオイラの中でこのアニメに対する評価がダダ下がりになったシーンでしたっす。
さっきの兄のカットは許せても、これは許せなかったっす。
まどか「(ここは下手にツッコむとまずそうですね)」


ということで、特訓の説明と兄のカット、でもセリフの不自然な残しとこの乗せちゃった件でオイラの中でこの作品の評価が1話にして「雑」に決まったようなものでした。


続きます。


ナイツ&マジック(1) (ヤングガンガンコミックス)

ナイツ&マジック(1) (ヤングガンガンコミックス)

イスカンダルへのVoyage 30話辺りでの登場作品それぞれについて 2

はい、続きっす。
まどか「このペースだと長くなりそうですね」
ぜ、前回は眠かったから短かっただけなんすよ。
なのでさっさと始めちゃうっす。


クロスボーン・ガンダム
原作読破済み。


うーん、なんか出してる印象ないんですよね。
まどか「乗せ換えしまくってるからですよ」
ああ、そっか。クロスボーンやF91は色んなキャラを乗せて出してるけど、その結果トビアやキンケドゥは出せてないっすからね。
そして他のパイロット乗せても専用セリフが今のところ見つけれてないからあんまり楽しくないんすよね。
まどか「逆はどうなんですか?」
ハイメガキャノンとかファンネルは専用セリフがあるので楽しいですね。
ただ他にも出したいキャラが多いからなかなか出せないままずるずると進んじゃってるっすね。


●真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日
原作視聴済み。


出てきた順番に書いてるので序盤ブラックゲッター出てきたからそれなりに使っていきたいとは思っていたんすけど、結局出してないまま真ゲッターが出ちゃったっす。
まどか「そして誰も乗らないブラックゲッターが格納庫に残ってますね」
あれ、なんで残ってるんすかね。
まどか「チラッとだけ出てきた號さんが合流した時に乗るとかでしょうか?」
なるほど、それならばしばらく格納庫の肥やしっすね。


グレートマジンガー
まどか「あれ、マジンガーZとは別枠なんですね」
なんとなく彼はほぼオリジナルキャラになってる感じがしたので。
まどか「エンペラーもオリジナルロボでしたね」
だから今作の主役の一人という認識でしっかり育てたかったんすけど、離脱が多い!
頼むから育てさせて下さい。
あまりにも戻ってこないので、彼を出す枠がなくなるかも。


●劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
原作視聴済み。
これ設定は映画版だけどストーリーは映画版をやる気が無さそう。
まどか「そういえばもう一人のイノベイターさんも出てくる気配がありませんね」
グラハムやコーラサワーが仲間になるのはびっくりしたっすけどね。枠に余裕があれば彼らを使ってみたいんすけどねぇ。
刹那すら出してません。
まどか「と言いながらアレルヤさんだけ必ず出してますけど、何故ですか? 噂のアレルヤ作画を見たいからですか?」
いや、TV版の彼の扱いがGN電池呼ばわりで不憫だから。
まどか「まさかの判官贔屓……」
あー、でも今回のハルートの戦闘アニメは動きが少なくて地味ですね。
あとプトレマイオス2は戦艦の中ではヤマトナデシコの次に出してるっすよ。
精神コマンドも豊富でバリアもあるから便利便利。



あ、そういえばヤマトがこの30話ちょっとの時点でまだ1段階改造しかしてなかったことに気づいてしまいました。
まどか「え、あの強さでですか?」
うん、びっくりしたっす。そして、すぐさまある程度強化しました。
まどか「本当にヤマトだけでクリアできそうですね」

イスカンダルへのVoyage 30話辺りでの登場作品それぞれについて 1

スパロボ∨も30話ほどが終わったっす
登場作品も出揃った感じっすから、ちょっとそれぞれの作品の印象でも。
まどか「正確にはマジンガーZEROがまだな感じでしょうか」
あー、そこはグレートもどの作品なのか分からないところがあるので、マジンガーで一括りってことで。
あと元作品見てないの多いですけどそこは大きな心で許してくださいっす。


●オリジナル
チトセとナインの似たもの姉妹っぷりがカワイイっすね。
まどか「二人共恋愛に興味津々な乙女思考でしたね」
あと西暦世界でソレスタの映画にコロッと騙されちゃうところは娯楽がほぼない新正暦世界の人間の上手い表現だと思ったっす。

ヴァングレイは強いことは強いのですが、チトセのデフォルト誕生日との相性がいまいちですね。
2周目は直感がある誕生日にしよう。

ヴェルトとロッティは載せ替えたほうが強いかもっすね。
まどか「グルンガストのロッティさんに底力が無いのは衝撃的でした」
すぐさま底力付けましたけどね。
まあ強化パーツでバリアフィールド付けたら底力いらないんじゃってくらい固くなったっすけど。


敵で出てきたグーリーは早さが売りなだけに退場も早くて笑った!
まどか「2、3回の登場で退場してましたね」
そういえばこのオリジナル敵勢力であるガーディムは宇宙世紀世界では全く登場しなかったっすね。
この記事を書く時にグーリー思い出すまで存在すっかり忘れてました。


宇宙戦艦ヤマト2199
原作未視聴。
沖田艦長渋カッコいいっすね。
序盤のストーリーの中心でイスカンダルへの旅の悲壮な覚悟が伝わってくる、伝わってくるだけに西暦世界転移後がもどかしくなるっす。
前の記事でも言ったっすけど、他の登場作品との相性が悪い。
この人達地球でモタモタしてる場合じゃないの!
はよ、イスカンダルに行かせてあげて!
ってなる。

ユニットとしてはもうこいつだけでいいんじゃないかってくらいに強い。
まどか「波動防壁が固すぎます」
さらにエネルギーも弾数も多いので単艦で突っ込ませても、無双して無傷で帰ってくるぐらい強い。
艦長の運用方法とは逆で、まずヤマトを突っ込ませて敵陣をかき乱し、そして残りを皆でいただくという戦法が確立していました。
戦闘演出もすごく力入ってて、ホント今作の主役っすね。


とりあえず今回はここまで。